3月2日(火)、成城にある世田谷区の「市民緑地」などの見学に行きました。
寒い一日でしたが、花いっぱいのお庭を見、山歩きをしているような“楽しいひととき”を味わいました。世田谷にこんな所があるのかと感動しながら樹林、竹林、公園、崖線の湧き水を見学しました。最後の見学地近くの次太夫堀公園の民家園では、折しもお雛様の展示会が開催されていて、いくつかの雛飾りを見、ひな祭りの歴史について学ぶこともできました。
区民が自分の緑地を提供して開放している…こういうふうにして樹林地、緑地をいつまでも残していけたらいいですね。ちなみに世田谷区で「市民緑地」の制度が始まったのは1997年の3月からです。みどり豊かな環境が減少している現状を食い止めようと、全国で初めて「緑地管理機構」の指定を受けて市民緑地の契約や維持管理ができるようになったということです。2005年からは新たに「小さな森」制度もスタートしています。
狛江でも散策をするたびに緑が減っていっています。手遅れにならないうちに、世田谷を参考にするなどして緑地を残すための制度を始める必要があると思います。
(環境部会)