06年夏に東京中(44自治体)で行われた川の環境調査。
私たちのまち狛江市でも狛江地域協議会(生活者ネットワークを含む5団体で構成)が主催して、7月末の日曜日に野川の谷戸橋付近と小金橋付近の河川水を採取して水質の調査を行いました。また同時に野川にいる水生生物を探してみました。
当日は夏休みに入ったばかりの子どもたちも参加。初めての水質パックテストに興味津々で取り組み、川に入ってガサゴソ、ガサゴソ生き物調べを楽しみました。
意外に野川には生き物が戻っています。
アメンボウ、メダカ、ミズムシ、シマエビ、イシマキガイ、トビケラ類などなど。
大雨が降ると流域下水道施設の対応能力を超えてしまうので、各家庭から排水される生下水が、そのまま野川に放流されることがわかりびっくりした参加者も。水質への影響があるわけです。
わずか2時間の調査でしたが、発見した事はいっぱ〜い。
子どもたちもおとなも「野川をまもって、もっともーっときれいな川にしたい」と実感した調査でした。
当日の発見を模造紙2枚にまとめてみました。(上の写真)
(野川の同じ地点で狛江市環境を考える会が毎年原則4回水質調査を続けています。この会の経年変化のデータは狛江市環境部環境改善課にお問合わせください。)
私たちのまちのほかに43もの自治体で川調査を実施。どのような活動が行われ、何がわかったのか一堂に会して報告しあいます。
川の調査活動で実績のある「水とみどり研究会」の佐山公一さんによる講演もあります。是非ご参加ください。
日時:2006年11月18日(土)
13時45分〜16時
場所:渋谷区千駄ヶ谷区民会館集会場
最寄り駅…JR原宿駅・東京メトロ千代田線明治神宮徒歩10分
お話:「みずとみどり研究会」佐山公一さん
参加費:500円(資料代含む)
主催:川辺の環境調査活動東京チーム
写真左 野川の調査をアピールしている市議会議員大場てる子
写真右 マイクロスコープで水生生物の調査をしている市議会議員池座俊子