議会改革特別委員会設置を求める陳情の第2回目審査 継続審査となり次回議会運営委員会は5月10日9時からです。

第1回目の3月11日に引き続き陳情審査が行われました。住民自治の根幹をなしているのが議会で、憲法で議事機関と規定され地方自治法により大きな権限を付与されています。その議会に対して市民から議会の活性化、議会改革を迫られているのです。各会派内でどのような議論を行っているのか想像できますか?

各会派の意見は以下の通り。

自由民主党・明政クラブ*浅野議員 明政としては採決の準備をしている。

日本共産党・狛江市議団 宮坂議員*議会改革は重要と思っている。他自治体でも改革に取り組んでいる。どういう委員会で議論しているのか詳細を知りたい。事務局が把握していないのなら資料請求したい。

 公明党 石川議員*できるかぎり調布市など近隣自治体の議会改革内容について調査したが、委員会の成り立ち、構成、どう結論を出したかなど知りたいので資料は見たい。

民主党 正木議員*(休憩中の発言だが)条例により特別委員会を設置しているのか、任意の委員会なのかということなど資料請求には賛成である。 

狛江・生活者ネットワーク*吉野議員 まとまったばかりの調布市議会改革案は経過も含めて議論内容に目を通した。ネットとして先駆的な多摩市を視察したが、十分な議論を重ねすでに2010年から議会基本条例が施行されているが、つくったことに慢心せず議会を市民に必要な機関と認めてもらうために真摯に改革を進める努力を積んでいる。「小委員会があるので十分」との意見もあったようだが議会改革の項目がインターネット中継と議会報のことだけでは議会改革とは言えない。 

社民党 市原議員*現在は議会改革で取り上げる項目は全会一致したものだけだが、改革の全体像をつかむ意味でも調査、学習し平場で議論を深めることが必要だ。議員、議会自体が変わっていくことが求められている。

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次回にはもっと突っ込んだ議論を聞きたいと思います。(佐々木貴子)