データは嘘をつかない。節電効果で燃料の使用量は増えていない。≪まさのあつこさんのデータより≫
ジャーナリストの〈まさのあつこ〉さんが東電発表のデータについて「目からウロコ」の記事を書いています。要点を紹介します。全文はhttp://seisaku-essay.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-6fd7.html
上のグラフは2010年と2013年の最も暑かった1日の24時間の発電の内訳(東京電力HPより)
図の説明に「・・・原子力電源の減少により、火力発電の高稼働および揚水発電により供給力を確保している状況」とあるが、まさのさんは「それはまっ赤な『噓』だと分かる」と言います。なぜなら、上の二つのグラフを使用量のピークに合わせて上下にズラしてみると(下図)、「原発でまかなっていたところがスコーン!とない。私たちは、見事にキッチリ原発1000万kW分を節電していたのだ」(まさのさん)。確かに、原発分を除くと、2010年も2013年も燃料の使い方や量は驚くほど似ています。
「震災後は、節電だけで原発分を補い燃料輸入量はほとんど増えていない」これが真実。
「原発が稼働しないと石油や天然ガスをたくさん海外から買うから電気代が上がる」これは原発推進論者の嘘。電気代が上がるのはアベノミクスによる円安こそが原因なのではないでしょうか。 原発は即要らない。私は改めてそう思いました。皆さんはいかがですか。