安心のしくみづくりに向けて…まちを歩いて、課題を発見!
住み慣れた地域でいろいろな人に見守られ、支えられながら自分らしく暮らすことは多くの市民の願い。超高齢社会に向けて、狛江の人的資源、地域資源を生かしながらそのしくみを作ることが求められています。まずはまちを歩いて、資源と課題を発見しようと、運動グループ狛江地域協議会主催で、6月29日(日)に和泉本町のまち歩きを行いました。
当日朝まで降り続いていた雨が上がって、汗ばむような好天に恵まれてのまち歩き。新築マンションの提供公園やさまざまな植栽の遊歩道、道沿いの植栽を楽しみながらのスタート。ところどころに残っている畑や樹林地、よく手入れされた竹林などに改めて狛江の良さを実感。しかしわずか2時間のまち歩きで空家や空き室の方が多いアパートは10軒以上。かなり朽ちている家屋もあり、近隣の方たちも不安なのではないか、と思われます。アドバイザーを務めてくださった認定NPOまちぽっとの伊藤さんによると取り壊して更地にすると固定資産税が6倍になることもこうした現状の要因の一つではないかとのこと。持ち主の理解を得て、地域資源として活用できないか、またその際活用する側の人材発掘も大きな課題となります。引き続きまち歩きを行う予定です。ご興味ある方は狛江ネットまでお問い合わせください。
狛江市では高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画を策定中。改定作業進捗状況の市民説明会が7月16日(水)15時より17時まで、エコルマホールで開催されます。地域包括ケアのしくみをどのように作ろうとしているのか、説明を聞き、ともに考えましょう。(池座俊子)