檻の中のライオン、924回目は狛江市 泉の森会館で開催
コロナ前から企画していた楾大樹(はんどうたいき)弁護士による檻の中のライオン、講演会というより憲法エンターテインメント、ようやく実現。小学5年生から、10代、20代の若い参加者も含め、大勢の参加者が楾ワールドに引き込まれました。
弁護士の仕事をなげうって、全国で「ライオン=国家」「檻=憲法」のたとえ話で憲法の基本的理解を広げている楾さん。そこには「檻を柔らかくしたい」~憲法96条改正論や「檻を壊すライオン」~安全保障関連法制(2015年)などへの危機感があります。政治的立場は自由だが、土俵である憲法のしくみを主権者である国民がしっかり知ってほしいという強い思いに支えられています。
私たちは「憲法」について、これまでの学校教育の中ではしっかり教えられていません(と、私だけでなく、ほとんどの参加者がうなづく)。憲法というと政治問題に引っ張られて、学校教育の中でも取り扱い注意!になっているのでは…。楾さんが引用された公民の副読本などでも憲法を正面から扱っていないのです。低投票率や主権者教育が取りざたされる現代ですが、まず学校教育の中で、楾さんのようなわかりやすい憲法の話をしっかり学べるチャンスを次世代につなぎたいと心から思いました。
ちなみに楾さんは講演料について、楾さんは私に聞かないでください。主催者様にお任せしますので、可能な範囲でお願いします。参加費の売り上げから、開催経費を差し引き、残ったお金からいただけたらと思います。「いくらなら引き受けてもらえるか」という質問を受けることがありますが、そうではなくて、「主催者様がいくらなら出していただくことが可能か」をご検討ください。可能な額でかまいません。