今年は野川小金橋の水と、神明の森みつ池から流れ出すきしべの路の水を比較しました。
野川小金橋 神明の森みつ池きしべの路*
化学的酸素要求量 8以上 7以上
アンモニウム態窒素 1.5 0.7
亜硝酸態窒素 0.25 0.03
硝酸態窒素 5 1.5
リン酸態窒素 0.2 0.05
(水温 30℃ 20℃)
*神明の森みつ池特別 保護区(世田谷区成城)
世田谷区の「自然的環境の保護回復に関する条例」に基 づき、昭和53年、10,500m2の土地を特別保護区 に指定された。ここにはホタルが自生している。きしべ の路は、みつ池の湧水を野川まで流すための小さな100メ ートルほどの水路。
運動グループ地域協議会でまとめている調査結果シートで06年からの水質を比較すると化学的窒素要求量(COD)は8以上がこの3年間続いています。降雨時に下水道の受け入れ能力を超えた下水を野川に流すことが一因と考えられます。
市内の樹林地、農地などを守り水循環を回復させることはもちろん、雨水浸透桝や貯水槽の家庭への設置で雨水ができるだけ下水に流れ込まない仕組みをつくることが必要です。狛江ネットとして引き続き提案を進めていきます。
≪放射線測定≫
狛江・生活者ネットワークで購入した測定器は松紅(香港)公司というメーカーのものでSH86−JPです。キャッチした測定値が次々に表示されるタイプのものです。川べりの草の近くで計測しました。
高さ5センチでは最少値が0.08、最大値が0.18。0.12、0.13が 表示されることが多かった。
高さ50センチでは最少値0.08、最大値0.21。0.12.0.13の表示が多い。0.18,0.19,0.21も表示された。
高さ1メートルでは最少値0.09、最大値0.23。0.12、0.13の表示が多かったが、0.16、0.18、0.19.0.21の表示も5回以上あった。
当日は市内で継続的に測定をしているSさんの2台の測定器でも一緒に計測しました。Sさんの2台の測定器で5センチー0.13、50センチー0.13、1メートル0.15でした。3台のの測定値が同じようだったので、測定器の精度にお互いに納得。参加した方からご自分の家の近所、子どもたちが遊ぶところも計ってみたいという声もあり、市民レベルでの調査を続けていくことにします。
ちなみに狛江ネットの前のさわら児童遊園で6月29日から平日のお昼頃に測定を続けています。Sさんから測定値の平均を出すサイトを教えていただいたので、測定値を近いうちにアップします。