フクシマが変える日本

原発都民投票を実現させ、政治文化を変える年に

新しい年が始まりました。
 東日本大震災で改めて確認した平穏な日々の愛おしさ。被災地の人々の培ってきた地域に根差した暮らしぶりを知って、改めて、家族や地域のきずなを大切に、丁寧な暮らしをしていきたい、と心から思います。

 原発震災で明らかになったのは政治の不全、人知で制御できない原子力発電システム、政財官とマスコミ、学者の癒着などなど。民主党政策調査会長、前原誠司氏は原発国民投票について「プロフェッショナルたる政治家が知恵を絞り、判断し、しっかりと国民に説明する。判断の是非は国政選挙で国民の審判を受ける」(2011年7月6日朝日新聞)と述べていたが、八ツ場ダム工事再開に持ち込まれた現在でも、「政治家がプロとして判断できる」と胸を張って答えることができるでしょうか。 

 国民は、都民はもう気づいてしまったのです。政治家にはお任せできないと。エネルギーをどうしたいのか、原発が是か非か、都民・国民こそ暮らしをかけて考え、判断できるのです。私たち主権者を覆っているお任せ民主主義の雲をはらし、さまざまな情報を太陽の下にさらし、都民が議論し、判断する、そんな政治文化を自ら育てていかなければいけないのだと思います。

 ようやく動き出した市民の動きは止められない。狛江・生活者ネットワークは市民とともに原発都民投票の実現に全力を尽くします。原発都民投票で、政治文化を変える!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

狛江・生活者ネットワーク一同