お忙しい中、畏れ入りますがほんの数分をお耳をお貸しください。
みなさんは「原発都民投票」をご存知ですか?
原子力発電の是非を、投票という形で直接都民に問うというものです。
その都民投票を実現するための条例制定の直接請求は都民の有権者の2%の署名で実現します。
東京都は東京電力の大株主です。私たちが都民が大株主ということなのです。
株主は今後のエネルギー政策をどうしたいのか、考え決めて行く権利をもっているのです。
原子力発電は危険だけれど、日本の経済を支え、私たちの生活の電気をまかなうために 必要だとお考えの方も多数いらっしゃるかもしれません。
本当にそうでしょうか?
現在、日本の原子力発電所の90%以上は稼動していません。
それでも電気は足りています。
昨年の夏、電気使用量の多い夏にも電気は足りなくなりませんでした。
私たちの必死の節電のおかげでしょうか?
生活に支障がでるほど節電した方はいらっしゃいますか?私は全く支障ありませんでした。
それでも電気は足りていました。
自然エネルギーによる発電はコストもかかり、不可能なのでしょうか?
本当にそうでしょうか?
原子力発電のように、処理方法もないまま多大な放射能というゴミを排出する必要のない 自然エネルギーによる発電方法を確立すべきだとはお思いになりませんか?
エネルギー供給の現状と可能性はまだまだ知らない、わからない。
原発いるのか、いらないのか、考えを保留されている方も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、そういう方こそ、都民投票の実現によって、知り、考えて行く場ができるのです。
署名をお願いします。
私も昨年の福島原発事故前は、原子力発電の現実を知らない、知ろうとしませんでした。
チェルノブイリ事故も遠い国の話でした。
知らない事、知ろうとしない事が福島の事故につながったと、私は子どもに申し訳なく思いました
。
放射能の不安と共存する環境になってしまった。
福島は今も苦しんでいる人が多くいらっしゃいます。
まだ事故は終息していない。風化させてはいけないのです。
知らない事、知ろうとしない事、無関心であることが、次の原発事故につながります。
知り、考えていく機会が原発の都民投票の実現なのです。
私たちがこれからのエネルギー政策を考えて、知って行かなければならないのです。
少しでも健全な環境を子ども達に残してあげるために、この都民投票の実現が必要です。
みなさんの署名で実現できます。
是非署名を。
私たちが健全な未来につながるために今できる、一番簡単な方法が、署名です。
原発都民投票の実現によって、私たちが知り、考え、決めて行く社会への一歩となります。
是非署名を!
(ご本人から原稿をお借りし、許可を得て掲載しています)