都政にあって、国政にないものーそれは東京・生活者ネットワーク

明日から東京都議会議員選挙が始まります。争点がないともいわれ、国政課題を争点に持ち込んで参議院選挙の前哨戦と位置づける向きもあります。しかし33の地域生活者ネットワークと連携して、東京問題を解決するために活動する東京・生活者ネットワークは、都議会議員選挙で生活のまち東京、目指すべき新しい社会のビジョンを都民に提示してともに実現に向けて活動していきたいと考えます。

 人口減少が始まった東京で、少子高齢化が日々進行しています。2030年には、65歳以上の高齢者人口は361万人と、人口の26%を占め(うち211万人が75歳以上に)、ひとり暮らしや高齢の夫婦のみ世帯が急増、東京は、世界が経験したことのない超高齢都市になると予測されています。

 少子超高齢社会は目前です。将来にわたって、しっかりと市民生活を支える都政へと舵を切るときです。たとえば――お年寄りの見守り活動や地域包括支援センターの予算を増やす、医療・介護のチームケアの充実・人材育成のための予算を増やす、都外に依存する施設の現状を見直し都市型経費老人ホームの予算を増やす、既存の空き家活用で居住のセーフティネットを構築する――さらに、食の安全のゆらぎ、派遣労働の拡大や働きたくても子どもを安心して預ける先が見つからない待機児問題など、東京固有の課題・ニーズを明確にし、福祉機能の充実をはかることが切に求められています。

 しかし、私たちが暮らすまち・東京の都政運営は、トップダウンの施策展開がパターン化していると言わざるを得ません。いま、政治に必要なのは「生活者の視点」です。すべてを市場と競争に任せ、結果、勝者の権利を擁護する政治と決別し、人も地域も排除しない、誰もが尊重される持続可能な社会をめざすときです。

 まちを育てるのは市民! 東京・生活者ネットワークは、「市民が育てる 東京・未来」をスローガンに、暮らしの現場から発した都議会議員選挙政策「―2013 生活者宣言―」を提案し、都議会議員選挙をたたかいます。  

 「脱原発」を第一に、「子育て・介護を社会が担うしくみ」を当事者の視点で整備し、「若者や女性の社会参加」を応援する都政へと変革することで、東京からあたらしい文化・福祉の向上とエコフレンドリーな経済活性化をめざします。

 東京を、暮らしやすい生活のまち、大事なことは市民が決める参加と自治のまちにするために、女性のちから、市民の知恵を都議会に! 

■6月23日は、東京都議会議員銀選挙の投票日です(期日前投票は14~22日)

■ 生活者ネットワークの候補者は食の安全、環境保全、脱原発、子育て支援、高齢者福祉などに取り組む地域の様々な市民活動団体と連携して活動しています。市民の声を聞き、問題の核心をつかみ、その解決方法を市民とともに真剣に考える!民主主義的な議論の積み重ねでより良い提案へ。その姿勢は都議会の運営にも生かされます。

★6選挙区の、6人の女性候補者が「市民の参加で都政を変える」都議選政策を訴えます。 東京・生活者ネットワーク http://www.seikatsusha.me/ 東京・生活者ネットワーク都議選サイト http://seikatsusha.net/senkyo/ https://twitter.com/tokyonetnet/status/323628392723386368/photo/1 2013生活者宣言(2013選挙政策)もアピール  https://twitter.com/tokyonetnet/status/323628736836694016/photo/1