憲法壊憲を許さない!官邸前抗議行動に狛江・生活者ネットワークも参加します!
安部内閣は明日、7月1日にも、集団的自衛権を使えるように憲法解釈を変える閣議決定に踏み切る。内閣だけの判断で戦後日本が積み上げてきた専守防衛の原則を転換し、海外で武力を使うことを禁じた憲法を、事実上変えることは許されない。
東京・生活者ネットワークは全議員が自治体議員立憲ネットワークに呼びかけ人として参加。6月15日の設立総会では「立憲主義に立ち、平和主義、基本的人権、国民主権、地方自治に基づく日本国憲法が生かされる社会の実現を目指して活動していくこと」を誓い合った。
第2部では山口二郎さん(法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表)が「集団的自衛権と立憲デモクラシー」と題して記念講演を行った。山口さんは集団的自衛権の本質は①内閣による憲法ハイジャックといえる。憲法に基づく政治という近代国家の立憲主義を否定するものであり、「法の支配」から恣意的な「人の支配」への逆行である。
②集団的自衛権行使は戦争への参加を意味する。抑止力論だけを強調し、日本の集団的自衛権行使が他国からの攻撃を誘発し、国民の生命を危険にされることへの考慮が全く欠けている。
③必要最小限度の集団的自衛権はそれ自体、「正直なうそつき」と同様の矛盾。他国と共同の軍事行動に参加した後、「必要最小限度」を超えるという理由で日本だけ撤退するなど、ありえない。
④安部首相自身が危険因子。安全保障政策を考える際には軍拡の悪循環を考慮すべきだが、安部首相はアジアのみならず、アメリカの警告さえ無視して靖国参拝し、戦時中の日本を正当化している。
安倍首相の憲政破壊を許さない東京・生活者ネットワークは、各地で運動連携している「戦争をさせない1000人委員会」の官邸前抗議行動に呼応し、30日午後7時30分~ 衆議院第二議員会館前 にて抗議行動を行います。緑と黄の「生活者ネットワーク」旗を掲げます。ネット旗のもとで、お会いしましょう!!
◆「東京・生活者ネットワーク」6.30閣議決定阻止!抗議行動
日時:6月30日(月)19時30分から
場所:衆議院第二議員会館前(地下鉄国会議事堂前・永田町下車)
※緑と黄の「生活者ネットワーク」旗を掲げます
▼「戦争をさせない1000人委員会」の官邸前抗議行動はこちら▼
◆「戦争をさせない1000人委員会」6.30官邸前抗議行動 日時:6月30日(月)19時30分から 場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前・永田町下車) ※解釈で9条壊すな!実行委員会の行動を引き継ぎ行います
◆閣議決定阻止!7.1官邸前緊急行動 日時:7月1日(火)9時30分から ※国会閉会中の閣議は10時ころ行われます 場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前・永田町下車) ※解釈で9条壊すな!実行委員会との共同行動
◆閣議決定阻止! 7.1緊急院内集会・官邸前抗議行動 日時:7月1日(火)17時00分から 会場:衆議院第一議員会館・大会議室(地下鉄国会議事堂前・永田町下車) ※終了後移動して、国会周辺での抗議行動を行います