一歩ずつ議会改革

本日の議会運営委員会で『こまえ市議会だよりの「議案と結果」に、会派名だけではなく全議員名と議員ごとの賛否を記載するよう求める陳情』(代表内山恵一さん)が委員全員の賛成で採択されました。議会最終日に採択され、実行に移されることが望まれます。陳情者からは多摩26市議会報での「議決案件の結果」広報掲載状況や三鷹市広報コピーが提出され、陳情の審査を後押ししました。資料はこちらMX-2310F_20150311_101246(小尾将彦さん作成)

狛江市議会は長年行ってきた予算特別委員会や決算特別委員会を8人の委員で行うという慣例?を、市民からの陳情を受けて今回(3月16日~3日間)の予算特別委員会から議員全員で行うことになりました。市民から他市の調査結果も添付した資料が出され、議会運営委員会として他市の議会を視察することで、時間はかかりましたが、これまでの慣例の呪縛からようやく解き放たれた狛江市議会。今回は1回の審査で決断が行われました。

長年、議会改革小委員会という密室での議論が行われてきましたが、どうしても内向きの議論になりがち。市民が実現すべき議会改革の項目ごとに陳情をだし、議会運営委員会でオープンに議論することが議会をあるべき姿に近づける大きな原動力になると実感しました。 こうした改革を積み重ねながら、首長と対峙する二元代表制の一翼としての議会のあるべき姿を模索し、議会の内実を深め、議会基本条例の制定などにつなげていくことが必要です。(池座)