安心、共生、自治のまちづくりをめざして

野川を舞うゆりかもめ

明けましておめでとうございます。晴天に恵まれたお正月、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

自公政権による一強多弱と言われる国会運営で、参議院選挙に向けてあからさまなばらまき選挙対策補正予算が検討されている。参議院で三分の二の議席を確保したのちは安倍首相の悲願である憲法改正がもくろまれている。立憲主義、民主主義、平和主義が首相によって脅かされる異常事態に、幅広い市民や学者・専門家がNo!の声を上げている。首相の暴走にストップをかけるために、「戦争法」廃止2000万人署名に取り組むとともに、参議院選挙(あるいは衆参同日選挙)にしっかり取り組んでいきたい。

地域での安心をどのように作り出すかが問われている。認知症の方たちや老々介護、単身高齢者が地域で暮らし続けるためのしくみをどうするのか、貧困やいじめ・虐待などの人権侵害から子どもを守るにはどうすればよいか、自治体の力量が問われる。

狛江ネットは地域の課題をよく知る市民による地域社会づくりの大切さを長年訴えてきた。狛江にプレーパークをつくる会や市民センターを考える市民の会の活動は行政と協働しながら、市民の発意をいかしてしなやかに、かつ粘り強く活動している。この春には狛江市西河原公園の一角に常設のプレーパークが開設される予定で、リーダー小屋などの整備が進んでいる。運営主体も長年運動を担ってきた狛江にプレーパークをつくる会が法人格を取り、NPO法人子どもの遊びと育ちを支える会として市から委託されている。理事長の岡本千栄子さんは、プレーパークが子どもたちの自由な遊びの保障だけでなく、中高生や地域の人の居場所となることも大きな目標として掲げてきた。どんなふうに活動が展開されるか、本当に楽しみ。こんな風にまちづくりに多くの人がかかわっていけるよう、今年も活動を広げていきたいと思う。

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昨年4月の市議会議員選挙で念願の2議席を回復した狛江・生活者ネットワークは3期目の吉野よしこ、新人の山本あき子、二人の代理人とメンバーが力を合わせて、市民の皆様とともに住み続けたいまち狛江の実現に力を尽くします。皆様からの一言提案をお待ちしています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。 狛江・生活者ネットワーク 代表 池座俊子

☆☆☆なお、プレーパークの活動は東京・ボランティア・市民活動センター主催、市民社会をつくるボランタリーフォーラムの分科会29、フィールドワーク「地域と子どもと育ちあう場」で紹介されます。上記お知らせをご覧ください