今、議会運営委員会がおもしろい!台本なしのガチンコ勝負、ぜひ傍聴を!

京王ストア和泉本町店近くにできた子ども自由広場。児童館建設予定地ですが、平成30年まで子ども自由広場として開放され、ボール遊びもできます。子どもたちがサッカーに興じていました。

京王ストア和泉本町店近くにできた子ども自由広場。児童館建設予定地ですが、平成30年まで子ども自由広場として開放され、ボール遊びもできます。子どもたちがサッカーに興じていました。

議会運営委員会では現在、議会運営の課題についての話し合いが始まっています。議会改革については市民の関心は高いものの、狛江市議会では議会基本条例に向けた具体的な動きはまだありません。しかし長年行ってきた議会改革小委員会という非公開の議論から議会運営委員会という公開の場での議論の場となったことは一歩前進。

議員同士が議論し、合意点を探っていくという議会本来の議会運営が行われていることが最大の見どころ。会派代表だけでなく、無所属議員もオブザーバーという立場で発言はできるので、議会はどうあるべきか、市民から何が求められているかなどを意識した丁々発止のやり取りがあり、また議論を通して考え方を変えていく(ことができる)議員の姿も見ることができます。こんなことに感激するなんて、と言われそうですが、狛江市議会が脱皮する姿を見るのはうれしいものです。傍聴するなら、本会議より(インターネットで配信されています)、議会運営委員会の議論を聞いてほしいと声を大にして言いたい。

現在課題として取り上げられているのは①陳情者の意見陳述について ②政務活動費の領収書のインターネット公開について ③委員会のインターネット中継と議会ホームページの独自ドメイン取得についてです。

陳情者の意見陳述 「市民からの政策提案」ともいわれる陳情についてネットは陳情者の意見陳述を求めてきました。話し合いを経て、各会派おおむね原則的に認めていく方向となりました。今後は・議事録が残る会議中か休憩中か、・人数、・時間などについて具体的方法が審議されます。

政務活動費の領収書のインターネット公開 すでに1円からの領収書添付は実施されており、議会事務局で情報公開すれば見ることができますが、市民の利便性・透明性確保からインターネット公開が必要という意見、印影など墨塗りの手間などを考え、明細のフォーマットの統一で説明責任が果たせるか否かなどさらに審議していくことになりました。

委員会のインターネット中継と議会ホームページ独自のドメイン 本会議のインターネット中継と配信が始まっているが、アクセス数が伸びない、減少傾向にあることが議会としての悩み。インターネット中継より前に議会報を読みやすくする、議会報告会を行うなど、関心を持ってもらうための努力をすべきではないか、議会改革のタイミングと合わせて行ってはどうかなどの意見もありました。委員会で行われる休憩中の(議事録に残らない)議論をどう扱うかも課題です。というか、休憩なしで委員会運営できないものなのでしょうか。

狛江市議会の運営、議会改革についてみなさんはどう思われますか。ぜひ狛江ネットまでご意見をお寄せください。

次回議会運営委員会は5月6日(金)13:30から第2委員会室で開催予定です。

(池座俊子)DSC_0628

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