2018年度狛江市予算への提案

10月2日に生活クラブ運動グループ地域協議会からの予算提案書(2018予算提案 提出用)を

以下の前文とともに提出しました。

突然の衆議院解散で、国政はますます混沌としています。社会保障と負担についての議論は深まることなく政争の具となり、少子高齢社会をどう乗り切っていくのかの道筋を描くことができません。未来に希望を持てない子どもや若者を生み出している政治の責任を思わずにはいられません。

狛江は住宅都市として大勢の新しい市民をむかえています。子育て世代が増えているうれしい実感もありますが、高齢・一人暮らしの方たちも増えており、誰もがこのまちでその人らしく住み続けられる政策を着実にすすめなければなりません。

狛江ではプレーパークやフードバンク、元気スクールなど公益活動補助金をきっかけに新しい活動と主体が登場し、人の関係性も広がっています。地域の課題が目に見えるからこそ、市民は動き出さざるを得ません。今後地域包括ケアは高齢者に限らず、子ども、若者、障がいのある方、外国籍など地域のさまざまな課題に対応していく必要があります。市民の登場を促すしくみや活動場所の保障を行い、活動が継続できるような支援にも積極的に取り組んでください。

生活クラブ運動グループ狛江地域協議会は生活クラブ生協の運動を母体に、市民自治を広げ、地域に必要な機能や事業を生み出し、住みやすいまちを市民自身がかかわって創り出そうと活動しています。運動グループの活動の現場から見えること、市民・団体から寄せられるさまざまな「ひとこと提案」をもとに、2018年度狛江市の予算への提案項目をまとめました。予算編成にあたりご検討いただきますようお願い申し上げます。