古紙・古布の効率的なリサイクルのために~ビニール紐でなく、紙ひも・麻ひもで縛ってください
環境部会では今年度、私たちが出した古紙、古布の行方を見学してきました。大変な手間をかけてリサイクルされていることを改めて感じました。せめてできることはリサイクルの邪魔になる異物をできるだけ混入させないこと。さっそく紙ひもを購入しました。この情報をぜひ拡散してください。
古紙の行き先 ⇒製紙原料問屋 (株)小池商店
2月3日、府中市四谷の小池商店を見学しました。狛江市では収集段階から新聞紙、段ボール、牛乳パック、その他雑紙(雑誌、包装紙、菓子箱、ポスター、カレンダー書籍、カタログ等)、シュレッダー紙などの種類ごとに別々の車で収集されています。小池商店では集められた古紙を種類別に保管したのち、高さ1m、幅1m、奥行き1.7mに圧縮梱包します。梱包には、専用の機械で針金で型をととのえます。梱包前の段階で大変なのが、ビニールひもなど再生の邪魔になるものを手作業で取り除くこと。この作業の大変さを改めて実感しました。リサイクルには原料の古紙の品質をそろえることが要です。
古布の行先 ⇒(有)大興資源
10月6日、横浜市都筑区の(有)大興資源を訪ねました。ここに集められた古布はほぼ100%輸出していて、マレーシアが60~70%を占めているそうです。少しでも濡れているとカビの原因になり、相当な量が廃棄処分になるとのこと。雨の日は(できるだけ、ではなく)「絶対に出さない」ことを徹底することも大事だと思いました。
狛江市ホームページ[環境学習]でもごみの行方がとても分かりやすく紹介されています。ぜひのぞいてみてください。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/41,71835,323,3080,html
(櫻井正子)