東京・生活者ネットワークは特定秘密保護法案阻止大集会をおこないます!

 安倍内閣は、市民の知る権利や基本的人権を侵し、メディアから報道・表現の自由を奪い、監視国家化させるきわめて危険な「特定秘密保護法案」をこの臨時国会で成立させようとしています。
国会での審議ではこの法の必要性についても、制限性についても納得のいく説明は行われていません。戦前の治安維持法以上の悪法とまで言われています。
私は1999年の「国旗国歌法」の制定時に、当時の小渕恵三首相が「強制しない」と明言した場面をテレビで見て、不覚にも「強制されない」と思ってしまいましたが、その後教育委員会は「起立しないもの」「歌わないもの」を次々処罰しています。自民党は「一般の人には関係がない、心配のし過ぎ。国旗・国歌の強制は自民党のせいではなく、教育委員会が行っていること」と言い逃れていますが、悪法は「制定」によって巨悪に変貌することは歴史を見れば明らかです。
 
 
 
東日本大震災復興支援問題、福島第一原発事故対応と原発再稼働問題、検察の調書ねつ造問題、普天間基地移設問題、尖閣問題、防衛予算増強・オスプレイ強行配備問題、TPP問題、憲法改正問題…などに加え、拙速に浮上した「特定秘密保護法案」。主権者は市民です。この国の民主主義を殺さないために、この危険は法案を廃案に追い込むまで、ともに声を上げ、ともに進みましょう。
 
東京・生活者ネットワークはこれまでも様々な場面で反対の意思表示をしてきました。12月4日(水)には午後4時から新宿駅西口、小田急百貨店前で特定秘密保護法案阻止大集会を行います。是非ご参加ください。(池座俊子)