特定秘密保護法案を廃案に!高まる市民の声を無視するな!

この法案が成立すると、私たち市民の知る権利をいちじるしく損なう社会となってしまいます。たとえば、原発に関し、4号機で事故が起こっても「秘密情報」とされ、私たちが知ることはできなくなります。 危険に際し、子どもたちすら守れなくなるのです。

狛江・生活者ネットワークでは生活者通信臨時号「特定秘密保護法案の欺瞞を見逃すな!」を配りながら狛江駅での遊説を3日、4日の2日間行いました。特定秘密保護法案に不安を感じている人、おかしいと思っている方たちが声をかけて受け取ってくれ、また自ら手を差し出して寄ってきてくれる方もいらっしゃいました。市民、国民の関心が高まり、反対の声が大きくなる前に強行採決してしまおう、という政府自民党の姿勢は到底許せるものではありません。安倍首相は繰り返し、「国民の生命・財産、国益を守る」と言っていますが、公務員法、自衛隊法など既存の法律の枠組みで国家秘密の保護は可能です。特定秘密の定義と範囲があいまいで、時の権力者により範囲が恣意的に広げられる可能性が否定できません。デモをテロと同一視する石破自民党幹事長の発言が、何よりこの法案のいきつく先を示しているではありませんか。

国家の失敗を隠す悪用、濫用について明文で規定されていないことも大きな欠陥です。今国会での廃案を強く求めます。