東京都下水道局野川処理区の雨水貯留池の見学会

2014年11月11日 00時47分 | カテゴリー: トピックス, 食・環境

 いつまでもきれいな野川の水辺空間を残したいと2006年から、生活クラブ運動グループ狛江・地域協議会で続けている水辺の調査活動。水質調査とガサガサ探検隊やカッパの川流れ、カヌー体験など子どもたちを対象にしたイベントなど行ってきました。今回は「雨水貯留池の見学と野川の水辺散策・水質調査」を11月7日に行いました。

 7小跡地の西側部分の地下に、縦74m、横30m、深さ24mの貯留池(25mプール約70杯分)が埋め込まれています。管理棟は普段は無人で、立川にある下水道局流域下水道本部で遠隔監視されているということですが、見学会には9人の職員の方が立ち会って貯留池の仕組みや騒音・臭気対策などご説明いただきました。野川処理区(武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、小金井市、狛江市)の下水道は、合流下水道(ただし狛江市の小田急線南側は分流式)で整備されており、汚水は森が崎水再生センターで処理されています。しかし、一定規模以上の雨が降ると、汚水混じりの雨水が野川橋付近のはけ口から放流されていました。2009年から5年かけて建設された貯留池が4月から稼働し、月に2、3回、雨の多い6月には12回貯留池で一時的に貯留が行われたそうです。雨水を野川に放流する回数を減らすことと、河川の水質改善が目的ですが、その効果の検証はしっかりしていただきたいと要望しました。

 野川の水質を守るためには雨水浸透ますなどを整備して雨水を地下に浸透させることや、料理で使う油を流さないこと、油汚れをふき取ってから皿などを洗うことなどが大事とのお話もありました。これらはまさに、水を汚さないためにせっけん運動をすすめている生活クラブ生協の活動とも重なります。「地球規模で考え、足元から実践する」ことをもっと多くの市民と共有したいと思います。

下水道局の職員のみなさん、ありがとうございました!

見学会の後はすぐ近くの野川の川岸を散策。クコ、ヤブカラシ、シャクチリソバ、オオブタクサハキダメギク、ヨシなどの植物を観察。水質調査も行いました。(池座俊子)