市民の力を活かす!市民公益活動事業補助金(スタート・チャレンジ補助金)のプレゼンテーション・選考会が開催されました

6月12日(日)、まさに市長選挙の告示日に市民公益活動事業補助金のプレゼンテーション・選考会が行われました。

審査は市民参加と市民協働の委員会から選出された7人のメンバー(委員長石田寿彦さん)、最初のあいさつではどの委員からもプレゼン参加者への温かい激励の言葉がありました。

書面による審査のみのスタート補助金には狛江市将棋愛好会、フードバンク狛江、『孫育て昔遊びの会』の3団体が応募。いずれも高い得点で補助金をゲット。

チャレンジ補助金には6団体が応募。まず団体は7分でプレゼンを行い、審査員から5分間の質問を受けるという形式で6団体が発表。それぞれ審査員が

①先駆的であり、将来性のある事業か

②市民のニーズや地域性に適合した特徴のある事業か

③事業計画及び収支予算に現実性があり、自助努力の工夫がされているか

④事業の実施により相当の効果が期待できるか

⑤事業を行う団体が、将来自立して活動できる可能性が期待できるか

さらに前年度から継続してチャレンジ補助金を申請する団体には

(1)前年度の補助事業が適切・効果的に実施され、当初の目的が達成できているか

(2)前年度の事業を踏まえ、新しい事業展開がみられるか

の項目について5段階で評価し、提出。この合計が1次評価となり、掲示されます。

2次評価では各委員が30点(1枚5点×団体数)の持ち点を加点していきます。

結果は写真参照。

審査結果の発表。申請額に対する減額はあったものの、すべての団体に補助金が交付されました

審査結果の発表。申請額に対する減額はあったものの、すべての団体に補助金が交付されました

チャレンジ補助金応募団体

介護保険改正に向けて「通所型サービスB」に適合する団体の育成をおこなう「狛江元気スクール」、少年少女民謡チャレンジ講習会を申請した「狛江市邦楽連盟」、六郷さくら通りを軸とした快適なまちづくりプロジェクトを行う「狛江・まちづくり市民会議」、バンド演奏を通して市民の皆様に楽しんでいただく「ブルームーン」、日本にドイツ風ハム、ソーセージの製法を伝えたヘルマン・ウォルシュケさんの足跡を研究する「ヘルマンさんの会」、狛江在住の市民が参加するオリジナルミュージカル「Voice」上演のミュージカルCoCo。

市民発の優しさとパワーあふれる活動が今年も期待できそうです。

 

税金の使い方を市民が決める、という点からもこの制度は要注目。もっと市民に知ってほしいと思います。