交通バリアフリー教室開催・・・外出の保障

参加者は不自由さ、怖さを実感

Kバス会社は99.9%が車椅子対応型
Kバス会社は99.9%が車椅子対応型
9月5日、狛江と調布地域協議会が国土交通省関東運輸局東京運輸支局と連携し、京王電鉄バス、宮園自動車の協力を得て、交通バリアフリー教室を開催した。

アイマスクなどを使って不自由さ、不安、怖さの疑似体験。
ガイドヘルパーする場合、常に半歩前を歩き、周りに注意を怠らないこと。
特に階段を下りるときの心細さ、「あと何段くらいですよ」など的確な声かけが重要と教わる。
車椅子の扱い方も同様に福祉NPOアビリティクラブたすけあいのメンバーから指導を受けた。乗っている人に衝撃をなるべく感じさせない車椅子のおしかたなど。
道路構造は、スロープのつもりが車椅子にとっては走りにくい構造になったり、インターロッキングの振動がとてもつらかったりするもの。いろいろ考えさせられる。
次に車椅子を使ってのノンステプバスや福祉タクシーへの乗降体験。
特にバスへの乗降は他の乗客への迷惑を考えるあまり、なかなか利用しづらいとの声が多々ある。
そんな時、運転手さんが状況の説明と乗客への理解を求めるアナウンスを一言してくれたら勇気が出ると、会場からの意見。
まだまだバリアフリーへの理解は緒についたばかり。
誰もが避けて通れない高齢化、こんな配慮が普通になってこそバリアフリーの社会ですよね?

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