あきらめず、脱原発の思いを表す

2012年7月17日 16時01分 | カテゴリー: トピックス, 食・環境

7月16日「さようなら原発10万人集会」

 3・11から1年3か月。放射能汚染の被害はとどまるところを知らず、飯舘村では帰還困難地域となる長泥地区の境界にバリケードが設置されたという。がれきの処理、除染と問題は拡大し、東京での環境汚染も子育て世代を不安に陥れている。
 民主党政権は脱原発依存を掲げつつ、大飯原発3号機を再起動した。「命と引き換えの電力はいらない!」と「さようなら原発に集まったのは主催者発表で17万人。炎天下の明治公園では色とりどりの団体の旗や思い思いのメッセージを書いたボードを掲げ、主催者である大江健三郎さん、坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さんらの訴えにじっと耳を傾けた。
 「原発いらない!いのちがだいじin狛江」のメンバーは原宿コースのパレードに参加。バギーを押す若いカップル、鳴り物で盛り上げてくれる若もの、盲導犬を連れた男性や車いすから「命を守れ!」と力強く声を上げる女性、脱原発の願いを込めて一緒に3キロのコースを歩いた。
沿道からのエールに元気をもらう。しかし、首相官邸前に毎週金曜日夜に集まる人々、パレードに参加する人々の思いと裏腹に政府のエネルギー政策は電力会社の脅しとも感じられる電気料金値上げ要請や財界の景気衰退論に押されているように見える。昨日はエネルギー政策に関する意見公聴会に電力会社社員が参加して「原発事故で直接命を奪われた人がいない」と主張。国土を汚し、生業も故郷も奪い、子どもたちを被ばくさせても、原発が必要という理論が私には到底理解できない。

 政府は8月12日までエネルギー・環境に関する意見を募集している。
私たち一人ひとりが声を上げる、それを国が受け止める貴重なツールだ。あきらめずに声を出し続けよう。3・11を日本のエネルギー政策のエポックとならしめ、犠牲になっている人々へのせめてもの責任を果たすために。